肉用牛経営データベースの概要

1.データベースの構成について

新たに、肉用牛経営DBを構築することに伴い、本事業においては、酪農経営DBと肉用牛経営DB2つのDBが存在することになる。酪農経営DBと肉用牛経営DBはそれぞれ別々に存在するわけではなく、 「大家畜畜産経営データベース(仮称)」として、そのなかに、「酪農経営データベース」と「肉用牛経営データベース」を位置付け、両DBを一体として活用することとする。

2.肉用牛経営データベースの全体概要

 

3.肉用牛経営データベースにおいて活用するデータ

区 分

データの内容

@経済データ

肉用牛農家の経済データ(主に県畜産会コンサル等データ)

A肉用牛経営実態調査結果データ

肉用牛農家を対象に実施したアンケート調査結果(全国肉用牛協会)

B個体識別データ

家畜個体識別全国データベースに蓄積されている生産者牛群情報(家畜改良センター)

C枝肉格付結果データ

個体識別データと連携した枝肉格付成績(日本食肉格付協会データ)

D肉用牛枝肉情報全国データベースデータ

血統情報と枝肉格付結果をマッチングした全国データ(家畜改良センター)

@「個体識別データ」の利用については、その利用・運用方法が明確になった段階で活用(ユーザ(肉用牛農家、支援者)へのデータ提供等)する(15年度対応)。
A「枝肉格付結果データ」についても、個体識別データとの連携を図ることから同様とする(15年度対応)。
B「肉用牛枝肉情報全国データベースデータ」の利用については、関係機関と調整の上実施する(15年度対応)。
Cよって、当面は、「経済データ」と「肉用牛経営実態調査結果データ」を活用する。

4.ユーザへ提供するサービス(システム)の内容

1)肉用牛経営データベースホームページから提供するサービス等

サービス

機 能

@データ配信

@経済データの配信(繁殖、肥育農家)
A個体識別データの配信(繁殖、肥育農家)
B個体識別+枝肉格付データの配信(肥育農家(出荷農家))
C肉用牛枝肉情報データの配信(肥育農家)

A肉用牛経営実態調査の分析システムの提供

@調査結果の閲覧
A検索集計結果

B分析システムのバージョンアップ

提供する分析システムのバージョンアップデータの配信

C生産者・支援者リストの表示

肉用牛農家がデータ利用を了承している支援者(支援者がデータ利用を了承されている肉用牛農家)名を表示等(利用者によって画面が異なる)。

Dお知らせ

お知らせの表示

2)ユーザに提供する分析ソフト(CD−ROM)

サービス名

内 容

利用者

メリット

活用方法等

@経営分析システムの提供
(CD−ROMで提供)

@経済データの取得
A生産費用、損益の把握
B月別収支状況の把握
Cシミュレーションの実施(追加投資、短期、長期)等

肉用牛農家
支援者

@DBに蓄積される経済データをダウンロードし、そのデータを活用して、経営の進行管理、経営成果の把握等を行うことができる。
Aシミュレーションシステムを活用し、短・長期的な経営予測を行い経営方針の検討を行うことができる。

@肉用牛農家がパソコンを利用する場合は、自らデータを取得し、分析を行う。支援者は利活用方法等を支援する。
A肉用牛農家がパソコンを利用しない場合は、支援者が代行出力を行い、各種情報提供を行う。

A肥育農場管理システムの提供
(CD−ROMで提供)

@個体識別データ、枝肉格付結果データの取得(15年度)
A農場管理、出荷分析等各種分析 等

肉用牛農家
支援者

@本システムに必要なデータを入力し、自ら生産管理を行い、現状把握、今後の経営方針の検討のため、個体別の生産コスト把握など各種分析を行うことができる。

ADBから個体識別データ、枝肉格付結果データを取得し、そのデータを活用した出荷分析等を行うことができる(15年度対応)。

@肉用牛農家がパソコンを利用する場合は、自らデータ入力、分析を行う。支援者は利活用方法等を支援する。
A支援者は、複数農家の利用か可能。

@「経営分析システム」のうち、「長期シミュレーションシステム」については、15年度に提供する。
A「肥育農場管理システム」の機能のうち、個体識別データ、枝肉格付結果データの利用については、個体識別データの利用・運用方法が明確になった段階でデータ配信を行うこととし、当面は、ユーザ自らがデータ入力を行い活用する。
 個体識別データ、枝肉格付結果データが利用可能(データ配信)となった段階で、「肥育農場管理システム」へのデータ取り込み、データを活用した分析機能を追加提供する(15年度対応)。

5.年次別提供サービス(システム)一覧

区分

14年度 構築機能等

15年度 構築機能等

@肉用牛経営データベースホームページ

@経済データの配信
A肉用牛経営実態調査分析システム
B分析ソフトのバージョンアップ機能 等

@個体識別データの配信
A個体識別データ+枝肉格付データの配信
B肉用牛枝肉情報全国データベースのデータの配信

A経営分析システム

@経済データの取得
A月別収支状況
B損益計算書
C貸借対照表
D追加投資、短期シミュレーション 等

長期シミュレーションシステムの追加

B肥育農場管理システム

@導入・出荷データの入出力
A飼料給与データの入出力
B疾病データの入出力
C敷き料データの入出力 等

@個体識別データ、枝肉格付結果データの取り込み機能の追加
A個体識別データ、枝肉格付結果データを活用した分析機能の追加

C肉用牛経営実態調査分析システム

@報告書の閲覧
A検索集計結果

6.肉用牛経営データベースの利用開始について

肉用牛経営データベースのホームページは3月20日より公開する(当面は県畜産会利用)。また、県畜産会段階におけるユーザ登録システム(新システム)も3月20日より利用可能とする。畜産会に対する分析ソフトの提供は、別途送付する。ユーザに対しては、ユーザ登録実施以降、利用実態に応じて配布を行う。