ひろしまの畜産      
トップちくさんもりだくさん畜産トピックス>土のうシートを利用した簡易家畜ふん尿処理施設

土のうシートを利用した簡易家畜ふん尿処理施設


@施行準備
 あらかじめマサ土を予定場所に運搬しておきます。土手を作る外側に移しておけば、土のうを作りながら土手を積むことが出来るので効率的です。

A土のう作り
 2〜3人一組で土のうを詰めます。4m×20mの施設で約350個の土のうを使いました。作業員15名で1時間ほどで完了しました。

B土手作り(土のうを積む)
 杭と糸で位置を決め、土のうを積んでいきます。今回は草地の傾斜を利用しており、上手を一段、下手を3積みとしました。30分で積み終わりました。

C土手完成
 暗渠管を通す部分を残して土手を積み、作業が終了した状態です。

D暗渠管を通す溝掘り
 75mmの暗渠管を通す溝を掘っていきます。ゴルフボールや水準器を用い、奥側から手前に緩やかに勾配が付くように掘ります。

E底部シートを広げる
 底部シートには柔軟性があり、耐寒性、耐久性に優れるEVAシート(72u 850円/u)を2枚用いました。

Fシートの張り合わせ
 2枚のシートは、1m程度重ね、繋ぎ目を防水テープで張り合わせました。

G暗渠管の設置・シートの固定
 暗渠管を設置し周囲にもみがらを入れます。
シートは、土手の外側で土のうで押さえます。

H暗渠排水を抜くパイプの設置
 暗渠管に排水パイプを接続し、シートに穴をあけて通します。針金で固定し繋ぎ目を防水テープでとめます。

I汚水桝の設置
 廃汁は、バケツで受けてほ場散布します。散布は散布先の悪臭問題となる恐れがあるので、こまめに汲み取り、少しづつ散布したほうがよいです。

J床土の埋め戻し
 用意されていた床土を人力で埋め戻します。床土は、設置農家において追加し30cm以上の厚さとし、鎮圧を行うこととしています。

K完成
 上部シートはブルーシートを用い、タイヤで押さえをします。80uの施設で経産牛16頭規模で4ヶ月分のふん尿が貯留できます。

施設面積80u(4m×20m)
【主な資材費の目安】

  ○EVAシート(6m×12m850円/u 2枚)  122,240円
  ○土のう袋(20円/袋 350枚)                     7,000円
  ○暗渠管(有効75mm,エルボ2個)                8,000円
  ○上部シート(ブルーシート100u)         10,000円
【所要時間】
  ○作業員15名程度で約4時間(マサ土の準備,床土の仕上げを除く)

問い合わせ先
 社団法人広島県畜産協会         082-244-1783
 広島県農林水産部畜産環境室      082-513-3604
 農業改良普及センター畜産普及課   082-475-2035
 最寄りの地域事務所農林局農村振興課